2025年12月23日、住友電気工業株式会社 横浜製作所(神奈川県横浜市)にて「Girls Meet STEM」ツアーを開催いたしました。当日はSTEM分野に関心を持つ中高生女子を迎え、光通信技術の最前線を体感していただきました。
「科学や技術をもっと身近に感じてほしい」という想いから企画した今回のプログラム。普段は公開していない製造現場の裏側や、第一線で活躍する技術社員との交流を通じ、STEM分野の仕事が持つ面白さと社会への貢献度を伝える充実した時間となりました。
プログラム内容📋
1.会社説明・導入:インフラを支える住友電工の使命
冒頭のレクチャーでは、住友電工が担う幅広い事業領域について紹介しました。私たちの生活に欠かせない通信を支える光ファイバーなど、同社の技術がどのように社会のインフラを支えているのかをお伝えしました。
2.工場見学:極限の品質を追求する現場
光ファイバーの主要拠点である横浜製作所を案内しました。
精密な技術の観察: ケーブルの中に髪の毛よりも細い光ファイバーが数多く収められている構造や、長距離通信で減衰した光信号を増幅させる「光増幅器」の仕組みを解説。
「25年保証」を支える技術者の誇り: 工場への入室前には、全員が帽子を着用し、足元を青いビニールカバーで厳重に包む準備を行いました。こうした徹底した環境管理は、「一度海底に設置したら簡単には取り替えられない」ため、25年という長期間の品質保証を実現するためです。厳しい環境で製品に向き合う技術者の姿勢を通じ、ものづくりの責任の重さと誇りを体感していただきました。
3.ワークショップ:光ファイバー融着体験
次は、専用の機械を用いた光ファイバーの「融着(ゆうちゃく)体験」です。
真剣な眼差し: 非常に繊細な光ファイバーを正確に接続する作業。最初は緊張していた生徒たちも、社員のサポートを受けながらコツを掴み、全員が接続に成功しました。
接続の瞬間:ファイバーが完璧に繋がった瞬間、会場には大きな拍手と「繋がった!」という喜びの声が響き、ものづくりの醍醐味を共有する素晴らしいひとときとなりました。

4.女性技術社員との座談会:キャリアのリアルを語る
後半は、現場で活躍する女性技術社員との座談会を実施しました。
モノづくりの原点: 「幼い頃から手を動かすことが好きだった」「生活に不可欠なサービスの『土台』を支える物理的なモノに魅力を感じた」など、自身の原体験を語りました。目に見えるサービスを支えるベースに「モノ」があることへのこだわりや、今の仕事に対するやりがいについて、実感を込めたお話がありました。
中高生へのエールとアドバイス: 生徒からは「中学・高校生活でやっておけばよかったことは?」「今の仕事を選んだ決め手は?」といった具体的な質問が相次ぎました。社員たちは自身の経験を振り返りながら、「今目の前にある興味を大切にしてほしい」と、進路選択に向けた温かなエールを送りました。

参加者の声📣
「身近でありながら詳しくは知らなかった光ファイバーに使われる様々な技術について知ることができた。」
「社員の方から仕事の事や進路を決めたお話をお伺いできて、とても勉強になりました。」
Girls Meet STEMでは、今後も企業や大学等と連携し、中高生女子の将来の選択肢を広げるための活動を続けてまいります。次回の開催もお楽しみに!