2025年11月27日に、オンラインにて楽天グループ・NEC・旭化成の3社の女性社員を招いたGirls Meet STEMオンライン座談会を開催し、全国の中高生女子19名が参加しました。
「理系やSTEM分野の進路を、もっと身近に感じてほしい」という思いのもと、インターネットサービス、通信インフラ、素材メーカーという異なる分野の先輩が登壇し、それぞれの仕事やキャリアについて語ってくれました。
プログラム内容📋
1.先輩のご紹介
今回のオンラインイベントには、次の3名の先輩が登壇しました。
ECサイトユーザーの行動データを集めて整理・管理する「データの基盤づくり」を担当している楽天グループ株式会社のM.Iさん。サイトでの行動ログや「おすすめ」機能の裏側など、データとAIを活用したサービスづくりについてお話しいただきました。
金融機関のシステム開発・運用に関わっている日本電気株式会社(NEC)の張本恵美さん。パソコンやスマホがネットワークにつながり、社会のインフラである金融機関のサービスが安全に動くよう支えるITの仕事について紹介してくれました。
塗料や接着剤に使われるプラスチック樹脂(ポリウレタン)の原料の開発を行っている旭化成株式会社の小枝きららさん。化学反応を設計し、安全で高性能な素材を生み出す研究開発の仕事や、工場・お客様と連携しながら進めるモノづくりの現場について語っていただきました。
2.先輩からの挑戦!クイズ大会
3社の先輩から、仕事にまつわるクイズを6問出題。全員がリアルタイムで参加しました。
難しい問題も多かったですが、先輩が解説もしてくれたためわかりやすく学びになりました。正解発表のたびにチャットが盛り上がり、オンラインながらも一体感のある時間となりました。
ここでは1問だけご紹介します。皆さんは答えられるでしょうか?

正解:1. 軍事用
3.座談会
クイズのあとは、「いつ・なぜ理系/文系を選んだのか」「大学や学部をどう選んだか」「今の仕事で良かったこと・大変なこと」などをテーマにしたトークセッションを行いました。
なかでも特に盛り上がったのは、「大学・学部や仕事を選ぶうえで『好き』と『得意』どちらを重視した?」というテーマです。
3人とも共通していたのは、「最終的には『好き』を軸に選んだ」という点でした。
・「化学が好き」で有機化学の研究室に進み、現在の素材開発の仕事につながったこと
・高校のときにコンピューターを触るのが好きで、大学でプログラミングに出会い、「受験勉強以上に夢中になれた」ことからエンジニアの道を選んだこと
・一度は「社会が得意」という理由だけで文転したものの、「理系をもう少し頑張れたのでは」という思いが残り、後から理系の学部・大学院に進み直した経験
「得意を伸ばすのも大事だけれど、後悔の少ない選択という意味では“好き”を大事にしてほしい」というメッセージが印象的でした。

4.個別相談会
イベント終了後は、希望者を対象に個別質問タイムを実施しました。
「好きな教科も得意な教科もないときは?」「英語が一番苦手な場合、文系・理系どちらがいい?」「AIの普及でエンジニアの仕事はどうなる?」などの質問に対し、先輩方が一人ひとりの状況に寄りそいながら丁寧に答えていたのが印象的でした。
参加者の声📣
有機化学に興味があるので、参考になるお話が聞けてよかったです。
文転した話や、文系でも受けられる理系の大学探し、数Ⅲをとらなかったことであとから苦労したなどという具体的な話が 聞けたのがためになりました。
質問に丁寧に答えていただきとても参考になりました。ありがとうございました!
Girls Meet STEMでは、今後も企業や大学等と連携し、中高生女子の将来の選択肢を広げるための活動を続けてまいります。次回の開催もお楽しみに!
ツアーを探す: https://www.shinfdn.org/gms