2026年3月31日、女子中高生を対象としたイベント「Girls Meet STEM」を開催しました。本イベントでは、「半導体とは何か」という簡単なイントロダクションから始まり、オフィスツアー、弊社半導体ソリューションを搭載した先端技術デモの体験、社員との座談会を通じて、理系分野・半導体産業の魅力に触れてもらうことを目的とし、15名の方にご参加いただきました。
プログラム内容📋
1. オープニング:半導体とは?
まずは、参加者の皆さんに向けて、半導体とは何か、私たちの生活の中でどのような役割を果たしているのかを、できるだけわかりやすく紹介しました。スマートフォンや家電、自動車など、身の回りの製品の多くに半導体が使われていることを説明し、理系の学びが社会とどのようにつながっているのかをイメージしてもらう時間となりました。
2. オフィスツアー:品質保証部・ラボの見学
続いてオフィスツアーを実施しました。品質保証部では、実際の業務で使用している大型のX線検査装置や電子顕微鏡を見学しました。普段は目にすることのない精密な設備を間近に見ることで、製品の品質を支える技術の重要性や、エンジニアの仕事の一端を感じてもらえた様子でした。その後ラボに移動し、新しい技術のデモンストレーションを見学しました。開発中の技術が、顧客と連携しながらどのように評価され、製品として形になっていくのかを知ることで、技術を起点に顧客と共に価値を創り上げていく仕事のイメージを、より具体的に持つきっかけとなりました。
3. 先端技術デモ体験:一人ひとりが技術と向き合う時間
オフィスツアーの後は、参加者一人ひとりが最先端の半導体技術を体験できるデモセッションを行いました。以下の3つのデモをローテーション形式で体験し、技術とインタラクティブに触れ合いました。
- 半導体3Dモーション・センサを使った「魔法の杖」: 杖を振ると、3Dモーション・センサが人や物体の動きを検知し、画面やシステムが連動して反応するデモです。参加者からは、「ゲームやエンターテインメントにも応用できそう」「自分の動きがデータとして扱われているのが面白い」といった声が聞かれました。
- AIを使った「ロボットハンド」: AI技術を用いて動作するロボットハンドのデモでは、センサから得られる情報をAIが処理し、モノをつかむなどの動作へとつなげる仕組みを紹介しました。AIとハードウェアが組み合わさることで、より高度な動きが実現できることを体感してもらいました。
- イメージ・センサを用いた「車の運転者監視システム 」:自動車分野で注目されているドライバ・モニタリング・システムのデモでは、イメージ・センサが運転者の顔の向きや視線、まばたきなどを検知し、安全運転をサポートする仕組みを紹介しました。自動運転や安全技術といった社会課題とのつながりも含め、半導体が果たす役割の広さを感じてもらう機会となりました。


4.座談会:先輩社員と語るキャリアと将来
デモ体験の後には、休憩を挟んで座談会を実施しました。座談会には、先輩女性社員に加え、若手男性エンジニアも参加し、4つのグループに分かれた参加者全員のテーブルを順番に回りました。
各グループでは、以下のようなテーマで、活発な意見交換が行われました。
- 理系に進んだきっかけ・学生時代の専門分野
- 現在の仕事内容・1日の仕事の流れ
- 文系・理系の選択に悩んだときの考え方
- 大学・大学院での研究と仕事のつながり
- 働き方やワークライフバランス、女性エンジニアとしてのキャリア
参加者からの質問一つひとつに、社員が自身の経験を交えながら丁寧に答えました。また、失敗や悩みを乗り越えてきたエピソード、理系を選んでよかったと感じる瞬間、将来の選択肢の広さなど、リアルな声を共有することで、参加者にとって「将来を考えるヒント」となる時間となりました。

5.クロージング:理系の可能性を実感するきっかけに
クロージングでは、参加者からイベントの感想を共有してもらいました。その中には、
- 「このイベントを通して、将来は理系に進もうと決めました」
- 「半導体やエンジニアの仕事が、想像以上に身近で面白いと感じました」
といった前向きな声も聞かれ、主催者としても大変うれしい結果となりました。
今回の「Girls Meet STEM」を通じて、参加者は、半導体や先端技術に触れるだけでなく、実際にその現場で働くエンジニアと交流することで、理系分野で学ぶことの魅力や、将来のキャリアの選択肢が大きく広がることを、少しでも体験できたのではないかと考えています。
今後も、女子中高生をはじめとする若い世代が、理系の学びや技術者の仕事を身近に感じ、自らの可能性を前向きに描けるような機会を継続的に提供していきたいと思います。
参加者の声📣
- 将来のビジョンがなにも思いつかないなか、会社の方々の学生時代や大学時代のお話を聞くことで、文理選択の助けになりました。」
- 「文理選択で迷っていたこととかがあったから今回のツアーに参加して不安がなくなってよかった」
- 理系の仕事が具体的に知ることができたし、半導体に興味が湧いた
Girls Meet STEMでは、今後も企業や大学等と連携し、中高生女子の将来の選択肢を広げるための活動を続けてまいります。次回の開催もお楽しみに!