2026年8月27日、28日の2日間、経済産業省特許庁ツアーを開催し、計107名の女子中高生が参加しました。
本ツアーは、「理系の知識を生かせる仕事や活躍の場を知ってほしい」「特許などの知的財産に関わる仕事に興味を持ってほしい」という思いから、特許庁が特別プログラムとして実施したものです。
参加者は、庁内見学や、特許庁職員、弁理士、企業の知的財産部門で働く方々との交流を通じて、STEM分野の仕事の面白さや可能性を体感しました。
プログラム内容📋
1. 庁内見学①
- まず、特許庁のロビーを見学しました。ロビーには、日本の十大発明家のレリーフや発明に関する展示があり、現在の特許庁に至るまでの歴史や、日本の発明家が残した功績について学びました。参加者は、現在では当たり前に使われている技術の歴史を知り、興味深そうに展示を見学していました。


- その後、特許庁の業務や知的財産権について説明を受けました。特許権、意匠権、商標権などの知的財産権を通じて、新しい技術やアイデアを守り、日本の産業の発展を支えていることを学びました。さらに、実際に特許庁で使用されているソフトを操作し、特許出願の内容を過去の発明と比較する、実務に近い体験も行いました。参加者は、楽しみながら熱心に取り組んでいました。

2. 女性職員との交流会
- 交流会では、知的財産分野で活躍する理工系出身の女性4名が登壇しました。参加者は、特許庁職員、弁理士、企業の知的財産部門で働く方など、さまざまな立場から知的財産に関わる方々の話を聞きました。

- 登壇者による自己紹介の後、少人数のグループに分かれて交流を行いました。参加者が登壇者に直接質問できる時間も設けられ、登壇者から、学生時代の経験や進路選択、現在の仕事内容などについて率直にお話しいただきました。参加者が自身の将来や進路について具体的に考えるきっかけとなり、休憩時間にも登壇者へ積極的に質問する姿が見られました。

3. 庁内見学②
- 実際に審判の口頭審理が行われる審判廷を見学しました。参加者は、審判官、請求人、被請求人などの役になりきって口頭審理のロールプレイを行い、楽しみながら審判の流れやそれぞれの役割について学びました。また、法衣を着て記念撮影を行うなど、審判廷ならではの雰囲気を体感しました。
- 最後に、国際会議などが行われる特別会議室を見学しました。参加者は、重厚感のある椅子に実際に座りながら、特別会議室の役割や機能について学びました。庁内のさまざまな施設や業務に触れ、特許庁への理解を深めました。


参加者の声📣
- 進路選択に向けて自分は文理どちらを選べばよいのか分からない中で、登壇者の方から色々なお話を聞いて、『自分は何を優先したいか、何が好きなのか』と自分に問いかけるといい、不安だからといって理系をあきらめる必要はない、など様々なアドバイスを聞けて、進路について前向きに考えてみようと思えました。
- 特許庁の仕事はすごくかっこいいな!と感じました。いち早く新たな技術に触れることができるというのがとても魅力的でした。実際に、知的財産に関する仕事に就く方からもリアルなお話が聞けて、自分の将来について考える機会となりました。
- 口頭審理のロールプレイが特に面白く、今度傍聴してみたいと思いました。
- パソコンで特許について調べる体験が一番面白かったです。
- 普段は入れない特別会議室の椅子に座ったり、審判廷に座って写真を撮ったりと、貴重な体験ができて楽しかったです。
Girls Meet STEMでは、今後も企業や大学等と連携し、中高生女子の将来の選択肢を広げるための活動を続けてまいります。次回の開催もお楽しみに!