2026年8月21日、愛知県蒲郡市の本社工場にてツアーを開催し、7名の中高生女子の皆さんにご参加いただきました。
テクノロジーが医療分野の課題解決にどのように役立っているのかを知り、エンジニアとして社会に貢献する仕事への理解を深めるとともに、将来の進路やキャリアについて考えるきっかけを提供したいと、今回特別なプログラムをご用意しました。 光学の原理を生かした「望遠鏡作り」ワークショップや社員との交流を通じて、STEM分野の仕事の面白さや広がる可能性を感じていただける機会となりました。
プログラム内容📋
1. 会社概要説明「ニデックって何の会社?」
- ニデックの事業内容や製品が、社会や医療分野でどのような役割を果たしているのかを紹介しました。眼科医療機器メーカーとして、人々の「見える」を支える当社の取り組みについて、具体例を交えながら理解を深めていただきました。
2. 製品紹介・体験
- 最新の検査機器のデモンストレーションを交えながら、当社の主要製品を紹介し、参加者の皆さんには実際に機器の操作や測定も体験していただきました。
- 覗き込んだ検査機器に映し出される「気球チャート」を目にすると、「これ、見たことある!」という声が上がったほか、普段は見る機会のない操作画面で被検者の目の状態が鮮明に映し出される様子に、興味深そうに見入る場面もありました。
- 実際の製品に触れることで、身近な『見える』を支える技術への理解を深めていただきました。



3. ワークショップ「望遠鏡作り」
- お菓子の空き箱や拡大鏡レンズなど、身近な材料を使って望遠鏡作りに挑戦しました。レンズの仕組みなど光学の原理について学んだ後、実際に手を動かしながら製作を進め、完成した望遠鏡をのぞき込みました。
- 「見える」仕組みに驚きや発見の声が上がる場面もあり、身近な材料でも天体観測ができるほど本格的な望遠鏡が作れることに感心する様子も見られました。
- 参加者は、医療分野に活用されるテクノロジーや光学技術への理解を深めるとともに、ものづくりの楽しさを体験する時間となりました。


4.女性社員による「私のキャリアストーリー」
- 若手女性社員2名より、「私のキャリアストーリー」と題して自身のこれまでの歩みについてお話ししました。
- 一人は、中高生時代に読んだ本をきっかけに人体や医療への興味を深め、自身の近視の経験から「眼に関わる仕事がしたい」という明確な目標に向かって進路を選択し、その想いを実現した経験を紹介しました。
- もう一人は、宇宙工学への興味から進学したものの、研究室での学びやさまざまな出会いを通じて医療機器分野への関心を見出し、現在の仕事につながった経験を紹介しました。
- 異なるキャリアの歩みではありましたが、どちらにも共通していたのは、自らの興味や目の前の経験を大切にしながら進路を切り拓いてきたことでした。

5.女性社員との座談会
- 6名の女性社員が参加し、中高生から寄せられた質問を中心に座談を行いました。それぞれの社員がこれまでの進路や仕事について語りながら、「なぜ理系を選んだのか」「大学ではどの学部で、どのような学生生活を送っていたのか」といった具体的な話題も交わされました。
- プログラムの最後には、女性社員から参加者へ向けてメッセージが送られました。 「今やりたいことが明確でなくても大丈夫」「損得や得意・苦手だけで判断するのではなく、自分が興味を持ったことや心が動くことを大切にしてほしい」といった言葉が伝えられ、参加者それぞれが将来の進路や可能性について考えるきっかけとなりました。
- 参加者にとって、理系の進路やその先の働き方をより身近に感じられる機会となり、終始リラックスした雰囲気の中、会話を楽しみながら、社員から参考になる話を聞ける充実した時間となりました。

6.参加者へのメッセージ
- プログラムの最後には、女性社員を代表して参加者へメッセージが送られました。「やりたいことが明確に決まっていなくても大丈夫」という言葉とともに、自分の興味や関心に素直に向き合い、さまざまな経験や出会いを大切にしてほしいと語られました。
- 当日のキャリアストーリーでは、明確な目標に向かって進んだ社員と、経験を重ねる中で自分の進みたい道を見つけた社員の両方の話が紹介されました。メッセージは、それぞれ異なるキャリアの歩みにも通じるものであり、参加者にとって将来の選択肢を前向きに考えるきっかけになったことと思います。
参加者の声📣
- 実際に眼科医療機器に触れながら体験できて楽しかった。
- 望遠鏡づくりが楽しく、ものづくりを通して光学の仕組みへの理解が深まりました。
- 若手社員から管理職まで、さまざまな年代の社員の話を聞くことができ、将来の進路を考える上で参考になりました。
プログラムを終えて
眼科医療機器の体験や望遠鏡づくり、社員との交流を通じて、参加者の皆さんに「見える」を支える技術やものづくりの面白さを感じていただけたのではないでしょうか。
今回のプログラムが、一人ひとりの興味や関心を広げ、自分らしい進路や将来の可能性について考えるきっかけとなれば幸いです。当社は今後も、未来を担う若い世代にSTEM分野の魅力を伝える活動に取り組んでまいります。
詳細はこちら: 【株式会社ニデック】
Girls Meet STEMでは、今後も企業や大学等と連携し、中高生女子の将来の選択肢を広げるための活動を続けてまいります。次回の開催もお楽しみに!