2025年11月12日に、オンラインにててテレビ朝日・サッポロビール・みずほ第一フィナンシャルテクノロジーの3社の女性社員を招いたGirls Meet STEMオンライン座談会を開催し、全国の中高生女子36名が参加しました。
「理系やSTEM分野の進路を、もっと身近に感じてほしい」という思いのもと、メディア、飲料メーカー、金融テクノロジーという異なる分野の先輩が登壇し、それぞれの仕事やキャリアについて語ってくれました。
プログラム内容📋
1.先輩のご紹介
今回のオンラインイベントには、次の3名の先輩が登壇しました。
テレビ局でAIやARを活用した新しいコンテンツづくりや業務効率化の企画に携わる、株式会社テレビ朝日の山口真由子さん。
入社後は報道や営業などの研修、新規事業開発や地域創生プロジェクトを経て、現在はドラマのAI動画企画や、ドラマ連動のTikTokエフェクトなどを手がけ、「エンターテインメントに救われてきたからこそ、今度は自分が届ける側になりたい」と語りました。
ビール工場での製造経験を経て、現在は本社製造部で工場と本社の橋渡し役として、安心・安全な製品づくりを支えるサッポロビール株式会社の松本梨恵さん。
生命理工学部・大学院でドラッグデリバリーシステム(DDS)を学んだバックグラウンドを生かし、商品企画や開発、工場の現場と連携しながら、多くの人に届くものづくりに取り組んでいます。
銀行グループの一員として、金融機関が取るリスクを数学モデルや統計で定量的に評価する仕事をしている、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社の安井優香さん。
大学・大学院では数学、特に確率論を専攻し、現在は信用リスクや市場リスク、金利リスク、気候変動リスクなどを数式とプログラミングでモデル化する仕事の魅力を紹介しました。
2.先輩からの挑戦!クイズ大会
3社の先輩から、仕事にまつわるクイズを出題。全員がリアルタイムで参加しました。
難しい問題も多かったですが、先輩が解説もしてくれたためわかりやすく学びになりました。正解発表のたびにチャットが盛り上がり、オンラインながらも一体感のある時間となりました。

3.座談会
クイズのあとは、「いつ・なぜ理系/文系を選んだのか」「大学や学部をどう選んだか」「今の仕事で良かったこと・大変なこと」などをテーマにしたトークセッションを行いました。
・小学生の頃に算数の楽しさに気づいて理系を選んだこと
・白衣への憧れから薬学系を考えつつ、「薬をつくる側」という選択肢を先生に教えてもらったこと
・部活やミュージカル、照明担当の経験からプログラミングやメディアの道に興味を持ったこと
といったエピソードに加え、「得意・不得意だけで決めるのではなく、長く付き合えるくらい“好き”かどうかを大事にしてほしい」「理系から文転など、後から進路を変える道もある」というメッセージも共有されました。
また、参加者からの質問をもとに、入試科目や勉強法、高校で取っておくとよい資格、テレビ番組の未来、理系女子として働くことなど、幅広いテーマで意見交換が行われました。

4.個別相談会
イベント終了後は、希望者を対象に個別質問タイムを実施しました。
「メディアや食品、金融の仕事を目指すにはどんな学部があるか?」「文理選択で迷ったとき、何を決め手にしたか?」「英語や数学の勉強をどう続けてきたか?」などの質問に対し、先輩方が一人ひとりの状況に寄りそいながら丁寧に答えていたのが印象的でした。
参加者の声📣
「同じ理系出身でもさまざまな分野に進めることがわかって、具体的なイメージが広がりました。」
「とても興味深い話をたくさん聞かせていただくことができました。やはり最後の質問タイムで自分の疑問をピンポイントで聞けたのは嬉しかったです。」
「当日の質問にも答えていただき、様々な話が聞けてとても参考になりました!また色々な方のお話を聞けたらと思っているので、よろしくお願いします」
「他にもたくさんの人の文理選択をした過程を聞きたいです」
Girls Meet STEMでは、今後も企業や大学等と連携し、中高生女子の将来の選択肢を広げるための活動を続けてまいります。次回の開催もお楽しみに!
ツアーを探す: https://www.shinfdn.org/gms